Facility 児童養護施設


児童養護施設ってなに?

社会的には様々な理由により保護者が居なかったり、保護者の適切な養育を受けられなかったりする子ども達がいます。
「社会的養護はこうした子ども達を、公的責任で保護、養育するとともにこれらの家庭を支援する仕組みです。児童養護施設はこの「社会的養護」の仕組みの中に位置付けられています。
基本的に2歳から18歳までの子ども達が生活をし、衣食住のことから、心のケアなどのお世話をしてくれます。

児童養護施設に入る理由ってなに?

児童養護施設に入る理由No.1は親からの虐待
児童養護施設というと、一般的には親と死別した子どもが入所する場所と思われがちですが、実は、入所する一番の理由は親からの虐待です。
児童相談所に報告される児童虐待の数は、1990年から2010年の20年間で50倍以上に拡大しています。
児童虐待の背景には、母親の育児ストレスが挙げられます。虐待行為の約6割が実の母親によって行われているというデータもあります。夫や父母の助けを十分に得られなかったり、近所付き合いもなく家の中で孤立していたりするなか、子どもに関わる時間が最も長い母親が、思い通りにいかない子育てに一人で悩んでいるケースが多いとみられています。
(出典元ブリッジフォースマイル)

どのくらいの子ども達が生活しているの?

北海道から沖縄まで、全国の児童養護施設で約3万人の子どもたちが生活しています。
①齢別児童数 (H25年2月1日現在)

全国にどのくらいの施設があるの?

都道府県別児童養護施設数(計 599 施設) (H26年7月現在)
(全養協調べ)

みんな頑張っています ~自立への折れた翼~


【私の居場所はどこですか?】

施設を卒業するにあたって私が一番悲しかったことは帰る場所がない、頼れる大人がいないという孤独感です。小さいころから施設で育った私にとっては施設での生活が私の人生のすべてでした。「人生が終わった・・・」そうただただ感じました。18歳になったという事実、そんなとてもあっけない終わりにただただ喪失感、孤独感でいっぱいでした。 今まで育ててくださっていた施設には新しい子どもが、私が卒業すれば入ってきます。
そのために卒業した子どもの面倒まで見ていられないこれが現実です。
いままで施設というものに、自分の人生に疑問を感じたことも不幸だと感じたこともなかった私が自分の人生というものに気がついた瞬間でした。
「普通の家庭に生まれていれば・・・・」

児童養護施設を巣立つ子どもたちついてもっと詳しく・・・
(ブリッジフォースマイルさんホームページ参照)
http://www.b4s.jp/children/after/

【同い年の子たちとの差】

まだ18歳くらいだと、みんな家に帰れば温かい美味しいご飯やお風呂が待っていると思います。何よりも「おかえり」という言葉が待っています。
私に待っているのは真っ暗な部屋と孤独でした。
私は保育士資格を取るために学校に行きたいという目標のため無我夢中で働きました。
施設を卒業して寂しい気持ちを隠すように毎日毎日何も考えず働きました。
それでも仕事に行く時と帰りには自然と毎日涙がこぼれました。
どうしようもない感情が毎日襲ってきました。
毎日勝手にご飯がでてきて何でも職員が身の回りのことをしてくれていた生活からのほとんどのことは自分でしなくてはならない生活はとても大変でした。ご飯も栄養バランスもとれなくなったためによく体調も崩すようになりました。お金は無事一年間である程度貯まり学校へ入学することができました。しかし、一年間頑張って働いて稼いだお金は一瞬でなくなりました。生活は一気に苦しくなりました。周りの同い年の子達が自分で稼いだお金で欲しいものを買ったり、したいことをしている中でみんなより働いているのに学費と生活費に終われる日々はとても辛かったです。「生まれた時から人間には不幸な人間と幸せになれる人間がいる」そう思いました。なんで自分が生きているのか、これから先もずっとこのままなら生きている意味があるのかもわからなくなってきます。誰も悪くないのに、普通に生活している友達に嫌悪感を抱き妬むそんな自分のことも嫌いになっていきます。「助けてほしい」そんな気持ちを誰に話せばいいのかもわからなかったです。
自立支援の難しさについてもっと詳しく・・・
(ブリッジフォースマイルさんホームページ参照)
http://www.b4s.jp/children/difficulty/

【みんなの力があればきっと飛べます】

孤独の中でも私は多くの温かさに触れ救われました。どうしても頑張れないとき電話での職員さんの「昌子は頑張ってるよ」そんな言葉に救われました。はじめて児童養護施設を卒業し迎えた年末には大好きな職員さんに号泣しながら「頑張ってるんだよ」って電話しました。抑え切れない感情に沢山の人を裏切り傷つけたこともありました。
それでもみんなが私を信じ支えてくれました。私はみんなに支えてもらい一歩一歩を踏み出すことができました。この活動もそんな児童養護施設を巣立ち頑張っている子どもたちの一歩へと続く支援にしたいと考えています。みなさんの大きく温かい翼で子どもたちを一歩へと踏み出すためのお力添えいただけないでしょうか?
きっと頑張っている子達はうまく声をあげれないから代わって私に言わせてください
「助けてください」
みんな一生懸命頑張っています
生きています



私達の力になってください! 私達を応援してください!

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